この記事は前回の記事の続きです!
前編も合わせてぜひぜひご覧ください🔽
★ホームへと続く250段の階段
駅の(地上)待合室を進むと、奥にトンネル内にあるホームへと続く階段があります。
な、長い。。
ホームまで長い長い階段が続いているのですが、その段数は約250段。頑張りましょう!
階段横にはエスカレーター用のスペース?は確保されているのですが、もちろんありません。この駅の目の前にイオンモールでもできない限り、エスカレーターが設置されることはないでしょう。
説明し忘れていましたが、駅周辺には数軒の民家のみしかありません。
階段を下り終わると左へ曲がりこんな感じで、坂道を下っていきます。
直進すると上り(直江津方面)、下り(糸魚川方面)は右側へ進みます。
再び階段を下りていきます。すると....
不気味な待合室につきました...
こちらの待合室は下り方面(糸魚川・金沢方面)のホーム用です。
★ホームはこんな感じです。
ほんとにトンネルの中にホームがあります( ゚Д゚)
奥に見える明かりは反対側・上り方面(直江津方面)のホーム。不気味な感じで、この雰囲気は言葉では説明しにくいものがあります。(説明放棄)
Youtubeなんかで「筒石駅」と検索すると動画で様子を見ることもできますが、やはり訪れてみないと味わえない不気味さがありますね。
ちなみにホーム上には防犯カメラが設置されています。悪いことをするのはやめましょう。
かつては列車が発着する度に駅員さんが安全確認のために地上から約250段の階段を降りてホームまで来て安全確認をして、250段の階段をまた登った、なんてこともあったようですから大変だったでしょうね。
★列車通過時はホーム立入禁止!
列車が通過する際には風圧で非常に危険が伴うため、列車通過時はホーム立入禁止となっています。
しかしJR時代は特急「はくたか」・「北陸」号が1時間に1本程度通過していましたが、北陸新幹線開業後はそれらの特急も廃止されたため、現在この駅を通過する列車もほとんどなくなってしまいました。今は貨物列車くらいかな?
列車がトンネル内に入ってきた際には、風圧でトンネル内に「ゴォーッ」と不気味な音が響きます。私が小学生の時に訪れた際、「はくたか」が通過するときは恐怖しかありませんでした。
頸城トンネル内では、かつて特急がおそらく120-130kmほどの最高速度に近いスピードで通過していたと思います。文字通り「相当なスピード」ですね。
残念ながらこの日は気分で訪れただけだったので、列車の時間は確認しておらず、次の列車まで約1時間待ち。本当はトンネル内を走る列車を見てから帰ろうかなと思ったのですが、今回は時間の関係でこれにて帰ることとしました。
再び250段の階段を登って地上の待合室に向かいます。エスカレーターがあればなあ!
★寂しい「1両運転」
地上の待合室にこんな張り紙が貼ってありました。
1,1両( ゚Д゚)??
通常は2両編成の列車が多いと思うのですが、土日の時間帯によっては1両編成で運転されている列車もあるようです。JR時代は最低でも3両編成の普通列車と6~9両の特急列車が走っていた路線も、現在では1両か2両とは寂しいですね。(しかも電車ではなく気動車なんですよね)
もっともそれだけ沿線の利用が少ないということなのでしかたがないでしょう。
というわけで筒石駅の訪問記はこれにて終了とします!
トンネル駅というだけでは他にもあって
- 北越急行・美佐島駅
- JR上越線・土合駅
等が挙げられますが、いずれの駅もホームは単線。
筒石駅のように複線のトンネル駅は全国でもここだけでは?と思います。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!