こんばんは!
今回は長野県上田市・別所温泉にある「中松屋旅館」へ行ってきたのでご紹介します!
実は私訪れるのは今回が3回目!どんだけ好きなんだよ!って感じですが、そのくらい好きなんです(^_^;
今回は今までとは違い少し贅沢なお部屋に泊まらせていただきました!
合わせて過去の宿泊記もぜひご覧下さい😀
*1回目の宿泊の様子
*2回目の宿泊の様子
★「中松屋旅館」の場所は?
「中松屋旅館」があるのは長野県上田市の別所温泉です。
電車の場合は、北陸新幹線/しなの鉄道・上田駅から上田電鉄で約30分🚈
終点の別所温泉駅で下車して徒歩約10分ですが、宿までは結構上り坂なので事前に連絡をした上で迎えにもらうのがオススメです○
車の場合は、上信越自動車道上田菅平ICから約30分です。
名古屋方面から来る場合はショートカット気味に長野道松本ICで降りて、国道254号線を進むと約1時間で着きます。
雪がなければこちらがオススメです○
下の44.4kmの国道254号線ルートですね。
★今回の部屋は?
今回私が泊まったのは2021年7月に新しく出来た
「603号室 かけ流し温泉付【和室ベッド】12畳 別所ビュー」
という、温泉が部屋に付いた客室です✨贅沢!
12畳・16畳が2部屋ずつ、それぞれ別所ビュー・北向観音ビューの計4部屋がオープンしました。
4部屋しかないので空き状況は要チェックですね!
それでは早速部屋に案内していただきます。
前にも紹介した通り、この切り絵はスタッフの方が描いたもの。
才能ありすぎです👏
廊下も入り口も畳なのは他の部屋と同様です。
全館畳敷きというのもこの中松屋の良さですね。
左手に進むと....
ベッドだ!!!
普通の和室では畳に布団ですが、この部屋では畳にベッドとなっています。
和室にベッドというのはなかなか面白いですね。
サイズ自体はシングル?サイズではありますが、普通のビジネスホテルのベッドと違って高さも低めで誰でも利用しやすいつくりになっています。
当たり前ですが、1年半前に出来たばかりの部屋と言うことで内装はピカピカです✨
それでは部屋の温泉に行ってみましょう!
★別所のお湯は相変わらず...
いつもは7階の大浴場や1階の貸切風呂(予約制45分・2,200円)で別所のお湯を堪能させてもらいますが、今回は自分の部屋で入れるなんて....最高です✨
ちなみに大浴場の露天風呂の眺望はかなり良いのでオススメですよ😀
さあ、浴室の扉をオープン!
扉を開けるとヒノキの良い香りが漂ってきます◎
私が想定していたよりも広さは狭めですが、十分なサイズでしょう。
眺望は「別所ビュー」ということで、別所温泉の街中を見ることが出来ます。
これが「北向観音ビュー」の部屋だともっと良い景色なんでしょうね~!
お湯の温度はかなり熱め🔥
隣には水専用の蛇口が用意されています。
しかしこの熱いのが別所温泉らしさなんですよね。これが良いんです。
最初は熱いものの、身体にグーッと来て、身体に染み渡り気持ちよくなってきます。最高です。
このお湯も今日は私だけのものです♨
大浴場の時にも夕方と朝風呂は入っていたのですが、今回は1泊2日の滞在で計4回部屋の温泉を楽しませてもらいました。
だって入らなきゃもったいないじゃないですか😀笑
★期間限定の夕食
さて2階の夕食会場へ向かいましょう!
夕食は18:00-と18:30-の2部制、今回は18:30からのスタートです。
今までと同様半個室の会場で、ほどよく落ち着いて料理を食べることが出来ます。
今回は予約をする時に
【冬の海鮮祭り】静岡産 [伊勢海老] まるごと堪能コース
と言う文字を見つけてしまい、通常のコース料理の美味しさは十分に分かっているので、こっちにしてみようということで期間限定のこちらのコースにしました。
伊勢海老は後から主役のように登場するかと思いきや、まさかのいきなり登場。笑
○前菜
○椀替り 当館名物薬用人参クリームスープ
中松屋と言ったらこれ!という名物のスープ。
初めて飲んだとき、その美味しさに感動したのをよく覚えています。
これ飲むと「帰ってきたな~!」って感じがします。
○御造里 伊勢海老 あしらい一式
伊勢海老が登場。海老はプリプリとしか表現のしようがないのですが、美味しかったです。
この下の台に使われているリンゴ、食べるかどうか随分と悩みました。笑
○焼物 伊勢海老豆乳グラタン雲丹焼き
これまた贅沢な一品。ビールがガンガンすすむ味でした。笑
○台の物 信州黒毛和牛グリル焼
こちらは通常のコース料理にも出てくる信州黒毛和牛。
肉はもちろんなのですが、長芋を焼いたやつも結構好きなんですよね~
御飯と一緒に食べたいですが、米はまだ我慢!!
○温物 アルプスサーモン飯蒸し
肉を食べた後に優しい味が胃を助けてくれます。優しくて美味しい....
○御食事 新大根御飯 菜種 八重原産はぜ掛け米
もしかしたらこれが1番美味しかったのでは?と言うくらい美味しかったです💮
この時点でお腹いっぱいでしたが、通常時なら4杯くらいは食べられたと思います。
やっぱ日本人はお米ですね○
○小鍋立 伊勢海老沢煮仕立て
いわゆる伊勢海老の味噌汁ですね。こちらも美味しく頂きました。
○水菓子 林檎プリン 杏子寄せ
通常のデザートからすると少し少なめ?かもしれませんが、ここに辿り着くまでで満腹だったので、逆にこれくらいの量で助かりました。
○アルコール
ビール・ハイボール・レモンサワー、そして赤ワイン🍷こちらもフルコースにて堪能させていただきました。笑
部屋に戻って休憩....のはずがこの日は気づいたらいつの間にか寝てました😴
★朝食も美味しい
朝食は過去2回の訪問時と同じメニュー、相変わらずこのメニュー表&絵はがきのクオリティが凄いですね。こちらはもちろん持ち帰りOKになっています。
この温泉蒸しも相変わらず健在でした💪
私の朝食の1番のオススメはこの「くるみ鍋」!
くるみ自体は普段あんまり食べないのですが、この鍋が美味いんですよ。
★いつ来てもやっぱり良い
朝食終了後、部屋に戻ってきました。
楽しい時間はあっという間でチェックアウトの10:00が迫ってまいりました。
先述の通り今回は3回目の宿泊、前回から1年半以上期間が空いているのですが私のことをスタッフの方がバッチリと覚えていてくれました。
旅館でも部屋まで荷物を運んでくれて、お茶を入れてくれる。と言うところは少なくなってきていると感じます。
人手不足やコロナ禍での対応、もしかしたら我々利用者がそれ自体を望まないようになった部分もあるのかなと思いますが、こういうフルサービスのおもてなしは個人的にとても嬉しいです。
「あ~!旅行に来たんだなあ!!」
って感じで非日常を感じますよね。
そしてこういう心遣いがやっぱり私にとっては凄い魅力的なので、大好きなんですよ....
大変かと思いますが、こういうおもてなしを続けて欲しいなと思います。
この看板が相変わらず良い味出してます○
★名物の女将さん
過去にも紹介していますが、この中松屋の女将さんはとにかく凄い人!
中松屋を語る上でこの女将さんの存在は外せないでしょう。
過去にもご紹介しているかもしれませんが、凄いポイントを改めて2つご紹介。
まずは「おもてなし」について。
上の項目に書いたことにも繋がっていますが、夕食会場で全部の席に女将さん自ら挨拶に回ってくれる、こんな宿はなかなか無いですよね。
しかも「ありがとうございます」だけじゃなくてかなりしっかりと話し込むスタイル。笑
もちろんこういうのが苦手な方もいるのでしょうが、こちらも皆ほとんどの方がお酒が入っているのでついつい世間話をしてしまうんですよね(^_^;
でも忙しい中、女将さん自らが膝をついてお客さんに接している姿は本当に素晴らしいなと思います。
次は「とにかくマメ!」
この女将さん(たまにスタッフの方)は365日ほぼ毎日ブログを更新中!
しかも写真だけでなく結構な長文で書いてあり、
「いつそんな時間があるんだ....」
と驚きです。
仮に時間があってもこういうのって続かないですよね(^_^;
内容は別所温泉のこと、プライベートのこと、そしてお客さんのこと。笑
私も以前女将ブログに登場させてもらったことがあるのですが、もちろん勝手に載せるわけではなく、ちゃんとお客さんの了承を得た上で掲載をしています。
内容も楽しく面白く読みやすいので、是非お時間ある方は下記より読んでみて下さい!
本当に凄いパワーです👏
★すぐ近くの北向観音へお参りへ
ここからはオマケです。
宿から約200mで別所温泉の名所の1つ「北向観音」に到着します。
車は宿のスタッフの方に了承を得てそのまま停めさせてもらいました。
過去訪問時は天候も良くなかったこともあり寄らなかったのですが、こんなに近くにあるとは知りませんでした(^_^;
別所温泉=北向観音と言う人は多いですよね!?
日曜日の朝10時過ぎですが、街は静かな様子でした。
まだまだ階段の端には雪が残っていましたが、階段はしっかりと除雪がされていました。感謝!
飲用の温泉もあったので飲んでみましたが、そんなに美味しいわけではなく、あまり多量は飲めない味でした。笑
マスクの見直しや分類変更で盛り上がりそうな旅行業界。
ぜひ、別所温泉・中松屋旅館を旅の候補の1つに入れてみてはいかがでしょうか?
そしてもし空きがあれば温泉付きの客室でのんびりしてみるのもとてもオススメです👍
最後までご覧頂きましてありがとうございました😀
★中松屋旅館のホームページはこちら!