こんばんは!
今回は新潟県村上市・瀬波温泉にある「大観荘せなみの湯」へ行ってきたのでご紹介します!
タイトルの通り、瀬波温泉は日本海に面した温泉で壮大な日本海に沈む夕日は「日本一の夕日」とも言われています。
果たして「日本一の夕日」はどんな美しい景色だったのか...?
是非とも最後までお付き合い下さい😀
★大観荘せなみの湯の場所は?
「大観荘せなみの湯」は新潟県村上市にあります。
新潟市からは約60kmの距離。
ほぼ山形県じゃないか!と思ってしまうのですが、山形はまだまだ先です😅
車の場合、新潟市から一般道だと1時間15分、日本海東北自動車道・神林岩船港IC利用だと1時間程度の距離です。
新潟市も新潟県のかなり北の方にありますが、まだ更にそこから1時間ほど北上します。
村上市って遠い、いや新潟県って南北にほんと長いんだな...と感じますね。
駐車場ですが、南から進むと建物が左手に見えてきますので1度建物前に車を止めて荷物を下ろし、道路反対側にある駐車場に停めるよう案内がありました。
鉄道だと新潟駅から羽越本線・特急いなほ号に乗って45分、村上駅で下車です。
村上駅からは約3kmの距離、うーん歩けなくはないけどこの時期はキツいですね😅
だけれどもご安心下さい。
「大観荘せなみの湯」では前日までの予約で村上駅からの無料送迎バスを利用可能です👏
鉄道利用でも安心ですね!
ちなみに....村上駅→瀬波温泉には村上市の「せなみ巡回バス」もありますが、1日4本しかない上に朝~昼に3本という観光・宿泊には向いていないダイヤでした。。
★開放的なロビー
フロントでチェックインを済ませ、ロビーを見学。
海側に大きなガラスがあり海がドーンと見えるはずなのですが、、、
この日は大雨警報が出るくらいのあいにくの空模様。泣けてきます。
それでも外の光が入ってくるので明るく、とても開放的で好印象です。
晴れていたら最高だっただろうな~☀☀
というかこの天気で夕日は・・・・😢
チェックインの際にロビーにある自動販売機で利用できるコインをもらいました。
「チェックアウト間際は混み合うので早めの利用を」とのことです。
残念ながらアルコールはなく、メニューはソフトドリンクのみのラインナップです○
★今回の部屋は・・・・?
チェックインの後、スタッフの方が部屋まで案内して下さいました。
建物が大きく分けると「はま風館」「大観」「そよ風館」と3つに分かれています。
イメージとしては
- 超高級なお部屋はもちろん、洋室も揃える!→「そよ風館」
- リーズナブルなスタンダード和室で勝負!→「はま風館」
- 露天風呂付き客室もあるよ~!→「大観」
という感じでしょうか??(わかりにくくてすみません(_ _))
今回私が泊まったのは大観の3階にある「露天風呂付客室」です✨
奮発してしまいました😅
部屋の広さは10畳、もちろん和室です。
この襖の向こうに日本海が広がっている...はず....!
襖が閉まっているのはドキドキ感を味わうためのあえての演出なのかな?
襖を開けると....
海だー\(^o^)/
天気悪いー\(^o^)/
天気予報で天気が悪いことは分かっていましたが、奇跡は起きることなく天気予報通りという感じです。
天気予報って凄いなあ。。
写真ではなかなか伝わらないかもしれませんが、日本海がドーンと広がっていました。
この迫力は期待通りですね○
海の手前側の砂浜は瀬波温泉海水浴場で、夏場は大勢の海水浴客で賑わうようです。
この時は梅雨真っ只中で、まだ海開きはしていませんでした☔
部屋を探検します。
部屋にはなんとマッサージ機も完備(゚ロ゚)
それなりに年季は入っていましたが、使用には全く問題なしです。
お風呂上がりに良いですよね~○
露天風呂付客室ですが、普通のバスもついています。
リニューアル?されたのか、かなり綺麗でした。
アメニティも充実!
洗面所の隣のドアを開けると.....
露天風呂が登場♨♨
外に洗い場等はなく、本当に浸かるのみのタイプです。
写真で見るよりは大きく、2人は問題なく入れるサイズですね。
何しろ加温ではなく熱々の温泉なので熱いのなんの。
ホースを使って結構な量の水を入れないとなかなか入ることが出来ませんでした。
しかしお湯は最高。身体の中からぽかぽかと温まります。
源泉73.5℃・使用位置64.0℃、そりゃ熱いですよね🔥🔥
開放的すぎて外のお客さんから見えてしまいそうです。笑
こりゃ丸見えだ....笑
ウェルカムスイーツと言うことで、オレンジのゼリーが冷蔵庫に用意されていました。
「日本一の夕日」は今回は諦めることとしました(^_^;
★館内の温泉へいこう!
部屋の露天風呂も良いですが、せっかくなら館内の温泉も堪能したいところ。
1Fの殿方の雄・ご婦人の優、4Fの天風の湯と2ヶ所の温泉があったのですが、今回は1Fの殿方の雄を利用。
温度を調節していないせいか、部屋の露天の方が身体が温まる感じがしました。
こちらにも露天風呂があるのですが、雨が降っていたのでなかなかのんびり景色を楽しめる環境ではありませんでしたね😅
4Fの天風の湯には今回入らなかったのですが、老朽化のため8月末で閉鎖されることが決まってしまったようです。残念!
温泉内の写真はありませんので、ホームページ等で確認お願いします💦
★お待ちかねの夕食の時間
さて、お待ちかねの夕食の時間がやってまいりました。
余談ですが、館内にはかなり広くスナックやラーメン屋、カラオケがあり一昔前の大きな温泉旅館の雰囲気を感じさせました。
雰囲気は一昔前といっても、とても綺麗な施設でしたよ○
今回のメニューは
「国産牛サーロイン鉄板焼きをメインに旬の海鮮焼きや岩船産コシヒカリ100%の釜飯など、その他料理長お任せの特選料理」
との記載。
いわゆるスタンダードな?メニューです。
レストランからも海の眺望はバッチリです。
わ~美味しそう😀
会席料理で枝豆がこういう形で登場するのは珍しいですね👀
「鮑の三種盛り」
「鮭の酒びたし」
「海の幸盛り合わせ」(2人分)
「村上牛鉄板焼き」
国産牛と書いてありましたが、地元の牛さんが出てきました🐂
「岩船産コシヒカリ白米釜飯」
新潟のコシヒカリと聞くだけで期待値があがるのに、更に釜飯で提供とは...楽しみ。
「ドリンクメニュー」
ドリンクメニューを見ていたら、「季節限定販売」の気になる文字が。
しかも入手困難と言われればこれはいっとくしかないと言うことで注文。
普段日本酒全く飲まないんですけどね(^_^;
辛口でしたが香りが良く、飲みやすくて美味しい◎
そして冷酒はよくアルコールが回ります🌀🌀
暑かったのでグイグイいきそうでしたが、チェイサーでハイボールを挟みながら少しずついただきました。
「のど黒の藁焼き 藻塩添え」
のど黒を1匹まるごといただくのはこの日が初めてでした。
身がふっくらとしていて、こりゃ美味しい。
「海鮮茶碗蒸し」
「季節のお吸い物」
コシヒカリが炊けました✨
少し着火のタイミングが早くて、最後に食べる頃には少し冷めてしまっていたのが悔やまれます。
てか食べるのが遅かった....飲んでて米を存在を疎かにしておりました(T_T)
「ストロベリープリン」
もうここまででお腹いっぱい。デザートがこれくらいの量で良かったです(本当に)。
日本海と村上の美味しい料理を味わうことができ、大満足です。
★翌朝は天気が.....!?
日本酒のおかげで昨夜は熟睡。
天気回復してると良いな~と期待しつつ、外の景色を眺めてみると....
う~ん微妙。笑
でもところどころ青空が見えてきています。
更に1時間くらいすると....
待望の日差しが\(^o^)/☀☀
やっぱり晴れていると視界が開けて海の広さが分かり、迫力が段違いです。
昨日は全く分からなかった・見えなかったのですが、遠くに島が。
これは人口300人ちょっとの「粟島」という島で、瀬波温泉の少しにある岩船港から約35kmの距離・船で1時間半かかります。
船の本数は決して多くなく通常期は1日1~2便、繁忙期で3便ほどです。
人口300人ちょっとで、1つの自治体(粟島浦村)が成り立っているというのは興味深いですね👀
これで天気も回復!となるかと思いきや、これがピークで1時間後には再び大雨☔
粟島もまた見えなくなってしまいました。笑
さてさて、朝食会場に向かいましょう!
朝食はバイキング形式です。1周目はこんな感じに。
「食べ過ぎ」かもしれませんが、朝はしっかり食べないといけませんからね👍
定番の品に加えて、村上牛を使用したカレーやコロッケ・煮物、村上の名産である鮭を使用した鮭の焼き漬け(焼いてからだし醤油に浸したもの)、岩船港で獲れた魚の刺身等、村上ならではのメニューも多く用意されていました。
特に鮭の焼き漬けは初めて食べたのですが、美味しかったですね😀
村上牛カレーは朝から人気でした。
バイキングの時のカレーの香りって強烈ですよね。
続いて2周目。
今度はおかずを白米で食べたかったので、そんな感じのチョイスです。
バイキングはスタッフさんも多く活気があって、味も雰囲気にも大満足で会場を後にしました。
★あのチャンピオンの出身地
館内を回っていると、こんなものを発見👀
ここ新潟県村上市は2022年北京五輪(冬季)・男子ハーフパイプで金メダルを獲得した平野歩夢選手の出身地なんです。自分の出身地に金メダリストがいれば盛り上がりますよね~!
改めて調べると、2014ソチ「銀」・2018平昌「銀」・2022「金」と3大会連続でメダルを獲ってました。凄すぎる....
なお村上市には2019年に日本国内最大規模の屋内スケートボード施設である「村上市スケートパーク」がオープン。
東京五輪より正式種目となった「スケートボード」に出場できる選手の育成・地域の活性化を目指した施設となっています。
平野選手も東京五輪では「スケートボード」に出場し、夏冬の2刀流選手となりました。
車から建物の外観を見ていたのですが、超がつくくらい立派な施設でした。
平野歩夢選手と弟の平野海祝選手、平野兄弟の聖地としても、これからも注目を浴びそうな施設ですね。
★全体の感想!
さて気になる今回の費用ですが、土曜日の1泊2食・2名で....
58,410円(税込・入湯税別・飲み物代別)
でした!
1人あたり3万円弱なのでそれなりに良いお値段ですが、それに見合った滞在時間を過ごすことが出来る素敵な宿でした。
ここはなんといっても眺望、海が見えるというのがウリなので、やはり天候に左右される分はありますが、今は
「また晴れの日にリベンジしたい☀」
という気持ちが強いです🔥笑
警報レベルの大雨だったので周辺を散策することもしませんでしたが、浜辺を散策というのも楽しそうですよね!
雨天時ですが、今回は訪れませんでしたが、車で5分程度の所には鮭の博物館である「イヨボヤ会館」・車で更に1時間北上するとクラゲで有名な山形県鶴岡市の「加茂水族館」といった施設があるので絡めると良いのかもしれません💡
ちなみに私は新潟市の水族館「マリンピア日本海」と“ばかうけ”で有名な株式会社栗山米菓が経営するせんべいのテーマパーク「新潟せんべい王国」を訪れました。
いずれも瀬波温泉から1時間程度なので、こちらもオススメです👍
皆さんも「大観荘せなみの湯」で温泉&村上グルメ、そして日本一の夕日の絶景を楽しんでみてはいかがでしょうか?
最後までご覧頂きましてありがとうございました!
★「大観荘せなみの湯」のホームページはこちら!